飲食・接客サービス大研究【第9回】
「言葉遣いが悪いって言われたけど…なにを直せばいいのか分からないよー(泣)」
こんにちは、
飲食店求人コミュニケーションズの斎藤です。
飲食・接客サービス大研究も今回で第9回目です。
突然ですが、何が間違いなのか?考えながらご覧ください^^
×ご予約のお客様でございますか?
○ご予約のお客様でいらっしゃいますか?
×ごゆっくりいただいてください。
○ごゆっくり召し上がってください。
×(目上に対して)ご苦労様です
○(目上に対して)お疲れ様です(でございます)
×よろしかったでしょうか
○よろしいでしょうか
×お飲み物のほうをお持ちしました
○お飲み物をお持ちしました
×こちらがメニューになります
○こちらがメニューでございます
×一万円からお預かりします
○一万円お預かりいたします
×とんでもございません
○とんでもないことです(でございます)
×すぐに作らさせていただきます
○すぐにお作りします
「あー!使ってる」という言葉はありませんでしたか?
上げた例の×の言い方の何が間違っているのか
分からなければ、調べてみましょう。
【1】 「○○のほう」をつけるのは止めましょう!
=よく使われる例=
「お客様、お料理のほうはおそろいでしょうか。」
「デザートのほう、お待たせいたしたしました。」
「お会計のほう、○○円になります」
「店長のほうは、只今外出しております」・・・・・
その「ほう」って、一体どっちのほうなのでしょう?
「ほう」を付けても丁寧にはなりません(泣)
【正しい使い方】
「お料理はすべて揃いましたでしょうか。」
「お待たせいたしました。デザートでございます。」
「お会計は、○○円でございます。」
「店長は只今外出しております。」
※「~のほう」を使わないだけで、ぐ~ん と良くなります!!
【2】「○○になります」ってどういう時に使うの?
「私は今年で18になります。」
「この店に勤めて1年になります。」
「ウィスキーとソーダ水をステアーすると、ハイボールになります。」
これらは正解です。
「お待たせいたしました、こちら、マルゲリータになります。」
「こちら、100円のお返しになります。」
これは、厳しい間違いですぞ!
※「~になります」を使わないだけで、ぐーんと良くなります!
【3】「~でよろしかったですか?」は止めましょう。
「ご注文を繰り返します。○○、△△、✖✖でよろしかったでしょうか。」
・・・・なぜ、たった今、言ったばかりのことが過去形になるのか不思議です。
(お客様)「紅茶ひとつください。」
(店員)「お客様、ミルクとお砂糖はおつけしてよろしかったでしょうか。」
・・・・・まだ話題にもなっていないことを、いきなり過去形で聞かないでください。
前のケースでは「よろしいですか」、後者は「おつけいたしますか」で大丈夫です。
「よろしかったですか?」はやめましょう。
これも全ては誤った使い方をしてきた先輩方の責任?
我々の世代で撲滅しましょう。
【撲滅対象】
「○○のほう」
「○○になります」
「~でよろしかったですか?」
「言葉の使い方」は接客の基礎ですね。。。
興味深いテーマです。
引き続き研究を続けて行きます。
0コメント